アジ カツオ ホタテ貝
 アジは世界の温暖な海流にはほとんど生息する、 沿岸魚として多くの人々に好まれている魚で、魚種も百種以上もあるそうです。 日本の沿岸でも50種以上は生息している青身の魚ですが、あまり生臭みがなく、 軟らかい肉質も食べやすいため、生で、煮て、焼いて、揚げて、蒸して、乾して、 保存品として色々な味わいを醸し出してくれる魚です。 昔は大衆魚として安く手に入りましたが、今はブランド品から、 養殖魚までのさまざま魚類がありますね。
 初夏を代表する魚といえば、なんといってもカツオですね! カツオは古くからカツオ節など、日本人のくらしと共に親しまれている魚で、 また、鯉のぼり、祝い鯛、太公望に並ぶ魚として親しまれています。 カツオ節のでんぶは「力煮」と呼ばれ、元気をつける食といわれているんですよ。 カツオは回遊魚であり、速く泳ぐ際に必要な酸素を送る血流のために、 典型的な赤身の魚です。ですから、血合肉の部分が多く、 その中にはチトクロームというタンパク質が含まれています。 また、ビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。 ちなみにカツオの流線形やおりたたみ式の背ビレ、 ウロコの状態などは、すべて速く泳ぐために考えられているんですよ!
 夏を間近に控えたこの時期、ホタテは産卵期を迎え、 とてもおいしい時です。生でよし、煮て、焼いて、揚げて、 蒸して、干してと色々な食べ方が楽しむことのできる食材のひとつですね。 「帆立貝」と書くように動く時、貝を開いて水を噴射しながら移動する様子から この名がついたのですよ。この移動する時の力が柱をより美味しくしてくれます。 主に東北以北の波の静かな、砂や小石の多い海底にすんでいます。  ホタテ貝は、良質なタンパク質が豊富で、脂肪が少ない、 ヘルシーな食品です。貝全体では、タウリンが豊富で、 柱にはうま味を持つコハク酸が含まれております。鮮度がいいと、 柱は歯ごたえと甘味に独特の味わいをもっております。 それは蓋をパタパタさせるだけのエネルギーがあるからでしょうか。調理方法しだいで、 小さいお子さんからお年寄りまで幅広く食べ楽しむことができるのもうれしいですね。